コレクション: Laguiole Claude Dozorme-フランス南部オクシタニー地域のライヨールナイフ

 

History歴史

Laguioleは、フランス南部のオクシタニー地域圏アヴェロン県にある人口1,200人あまりの小さな村です。商品名等では、「ライヨール」と呼ばれることが多いですが、地元で使われているオック語の発音では、「ラヨール」と呼ばれます。

山村の為自給自足の生活を強いられ、その為に家内工業として刃物生産が行われていました。19世紀初め頃から、この村のもののデザインが優雅で機能的であるとして、知られるようになりました、

その為に、近代になってからラヨールを名乗るブランドが続出しましたが、刃物に関しては、ワインやチーズ等のような原産地名統制制度(AOC)もなく、法的にはフランスの裁判で“LAGUIOLE”という名称はナイフのなかの1つの種類の一般名詞であるという判決を下したため、ブランド名としては商標登録ができませんでした。よって、”本物、或いはニセモノのLAGUIOLEのナイフ”とは言うことができません。 従って、LAGUIOLE村以外で製造されたナイフでもLAGUIOLEとして販売することは違法ではなく、フランス国外で生産された廉価なものも販売されています。

現在ではフランスのラヨールナイフの主な生産地はラヨール村に近いティエール市です。ティエール市は刃物産業で有名で、フランス産の刃物の1/3を生産しています。

ラヨールナイフのシンボルは蜜蜂が柄の部分につけられています。

1902年にClaude Dozormeは、Blaise Dozormeによってティエール村に設立され、100年以上の歴史があります。現在は4代目のDozorme家の唯一の女性が継承しています。初代Blaizeの愛称が「Wolf」だった為、ブランドマークには狼が記されています。刃は最高級のステンレススティールを使い、1100度の熱を加えて鋳造しその後240度に冷やします。磨きの作業の段階では、犬が職人の脚に横たわり暖かさを保ってくれています。

数あるLAGUIOLEのナイフの中で、Claude Dozormeは、機能とその美しいデザインと最高級のブレイドの品質で、伝統と革新の癒合を見事に表現しています。